
【執筆・監修】 阿部 みな子
医療法人社団博心厚生会 副理事長
ヘルス&ウェルネスコーチ
米国医師・米国ライフスタイル医学会認定医
「なんとなく調子が悪い。でも、何が原因なのかわからない。」そんなふうに感じることはありませんか?
いつもより疲れやすい
頭がぼんやりする
やる気がでない、気分が落ち込みやすい
体が重い、痛い、めまいがする、むくむ
このような梅雨の時期に起こりやすい不調を「梅雨だる」と呼ぶことがあります。
気圧、湿度、気温、日照時間の変化は、内耳、睡眠リズム、そして自律神経に影響を与えることがあります。自律神経は、血圧、消化、体温、睡眠、ストレス反応などを調整している神経系です。
がんと向き合っている方にとっては、この神経系はさらに重要になります。
がんそのもの、治療、炎症、睡眠不足、活動量の低下、精神的ストレスは、すでに体に大きな負担をかけています。そこに自律神経の乱れが加わると、体が「緊張モード」から抜けにくくなり、睡眠、消化、疲労感、気分、炎症、免疫バランスにも影響することがあります。
大切なのは、無理に「頑張って乗り切る」ことではありません。
体に「安心」と「リズム」のサインを送ることです。
体内時計を整える
できるだけ朝の光を浴び、起床時間を一定に保ち、寝室を涼しく快適に整えましょう。概日リズムは、睡眠、コルチゾール、メラトニン、代謝、免疫調整にも関わっています。
腸と免疫のつながりをサポートする
腸内細菌は免疫系と密接に関わっています。
食物繊維の多いホールフード、発酵食品、たんぱく質、ビタミンDを含む食品を意識しましょう。大豆製品、卵、魚、乳製品、ナッツ、種子類、バナナなどのトリプトファンを含む食品は、セロトニンやメラトニンの産生を支える可能性があります。
巡りを止めない
雨の日が続くと、知らないうちに活動量が減りがちです。
散歩、ストレッチ、ヨガ、自宅での軽い運動など、やさしい動きでも、血流、リンパの流れ、気分、睡眠、免疫機能を支える助けになります。大切なのは強度よりも継続です。
リラックス反応を引き出す
副交感神経は、体をストレスモードから回復モードへ切り替える働きがあります。
ゆっくりした呼吸、音楽、アロマ、マッサージ、ストレッチ、ペットとの時間、信頼できる人との会話など、自分に合った方法を取り入れてみましょう。
梅雨の時期の体の不調は気のせいではないかもしれません。
体は日々のリズムの変化に反応している可能性があります。
私たちの小さな日々の選択が、自律神経、免疫、そしてエネルギーのバランスを整える助けになります。
東京キャンサークリニックでは、がんの治療、回復、再発予防を目的としたがん免疫細胞療法をはじめとするさまざまは治療を提供しています。どうぞお気軽にお問い合わせください。
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