Art & science

真の個別化医療を実現するのは、Art&Science。科学に裏付けられた技術こそ、個別化医療の第一歩です。

東京キャンサークリニックは、個別化医療の本質は「Art & Science」だと定義づけます。
  • ART
    医師の技術や、手仕事の器用さがARTにあたります。
    また、治療に対する情熱や、患者さまの本心を汲み取るコミュニケーション力もARTです。いかに患者さまを治すかを考える時、非常に重要な側面です。
  • SCIENCE
    治療方法は効果が科学的に裏づけられたものでなくてはなりません。また、治療の根拠となる検査データはより詳細かつ客観的であること。治療方法を決定に導くアルゴリズムは豊富な実績から抽出されていたものである必要があります。
    経験のある人材の能力を活かすシステムもまたSCIENCEであると考えます。

言うまでもなく、いずれが欠けても治療は成り立ちません。
医師の技術がいかに優れていても、治療のロジックが不十分なら効果を発揮しません。
だからこそ、より信頼性の高い検査や、良好な成績をもたらした実績に裏付けられたアルゴリズムが必要です。

また、いかに高度で実績のある治療方法も、患者さまが望まないのであれば用いられるべきでないというのが、個別化医療の考え方です。

従来の医療の対象は「病気」でした。しかし、病気が治っても、病人はそこにいます。
後遺症が残ったり、精神的なストレスが増したり、身体機能の不自由が残る可能性もあります。
治療を考えるなら、予後を見通して、末永いサポーティブ・ケアまでを考えること。

個別化医療においては、「病気」を治すより「病人」を治すことを優先し、信頼性の高い治療を通して、より患者さまが望まれる状態へと導きます。