活性NK/NKT/γδT細胞療法

がん細胞を無条件に攻撃する「自然免疫」を高度に活性化する免疫細胞療法です。

ひとの体の中では、がんの殺し屋と呼ばれる「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」、「ナチュラルキラーT細胞(NKT細胞)」、「ガンマデルタT細胞(γδT細胞)」が活動しています。
これらは自然免疫と呼ばれるもので、全身をくまなくパトロールし、がん細胞や悪性化しそうな異常細胞を見つけると一斉攻撃します。NKT細胞とγδT細胞は、樹状細胞により活性化され、がん細胞を認識してがん細胞をピンポイントで攻撃することもできます。いずれにしても分子レベルでがん細胞を見極めて攻撃するため、外科的な除去が難しい浸潤性のがんや、発見されにくい微細ながんにも効果が期待できます。また、活性NK/NKT/γδT細胞療法は、再発を防止する目的でも効果が期待できます。

がんと十分に闘えるだけ自然免疫力を増強させる治療方法です。(日本特許第5997296号)

治療の流れ

通院での治療が可能です。
2週間ごとに少量の採血と、活性NK/NKT/γδT細胞の点滴を受けていただきます。

患者さま本人から血液を約25ml採取し、段階的増殖法によりNK細胞、NKT細胞、γδT細胞をバランスよく大量に培養し、活性化させます。これを静脈点滴等で患者さまに投与します。

活性化されたNK/NKT/γδT細胞は、血液の流れにのって全身を巡り、がん細胞を発見すると直ちに攻撃して撃退します。
手術などで取りきれなかったがんや、転移、見つけにくい微細ながんを直接攻撃します。

1クールの治療期間は3ヶ月となり、患者さまは2週間毎に採血と点滴投与を6回受けていただきます。

※多価樹状細胞ワクチンと併用する場合は、1クール5回の投与となります。

副作用

  • 患者さま自身の免疫細胞と免疫システムを利用するため、副作用はほとんどありません。
    これまで、CTCAE v5.0によるGrade 3以上の重篤な副作用が起こったケースはありません。
  • 可能性のある有害事象として発疹、アレルギー・肝機能障害、ショックが挙げられます。ごく稀に、投与後数時間内に強い免疫反応により、悪寒や37~38度の発熱が起こることがありますが、半日ほどで治まります。また、一時的に注射部位が赤く腫れることがあります。

治療費

活性NK/NKT/γδT細胞療法(単独)
(税込)
初診料 サービスにより無料

血液検査

基本検査(初回及び治療終了後)

イミュノグラム(初回及び治療終了後)

 

16,500円

55,000円

活性NK/NKT/γδT細胞療法

275,000円(1回投与)

※1クール(6回投与)1,650,000円

※健康保険適用外の診療のため、全額自己負担となります。

※価格は技術の進展とともに、予告なく変更する場合がありますことを、予めご了承ください。

※2019年8月より、がんの治療として受けられる場合、初回血液検査に「抗p53抗体」の検査項目が新たに加わりました(検査費用は据置)。
がん抑制遺伝子であるp53の変異は、さまざまな種類のがんで最もよく認められます。抗p53抗体は、遺伝子変異を起こしたp53蛋白に応答して産生されます。
胃がん、食道がん、卵巣がんを含む数種類のがんで、p53変異と抗p53抗体の強い相関関係があることが報告されています。
p53遺伝子変異は様々ながんの初期段階で発生するため、血清中抗p53抗体は早期段階でがんを検出するのに役立ちます。