患者さまご自身のがん組織を保存し、がん治療に生かします。
東京キャンサークリニックの「がん組織保管システム」は、多価樹状細胞ワクチンによる治療のために、患者さまご自身のがん組織を安全に保管するサービスです。
がんは、正常な細胞の遺伝子が傷つき、突然変異によって生まれた異常な細胞が延々と増殖する病気です。「がん細胞」はもとを正せば自分の細胞であったので、「正常細胞」との差はあいまいな面があります。
そのため、がん細胞をピンポイントに狙い打ちする多価樹状細胞ワクチン療法において、抗原(がん細胞の目印)の精度は治療効果に影響する重要な要素になります。
患者さまご自身のがん組織があれば、より精度の高いワクチンを作ることが可能になります。
手術を予定されている患者さまは、ぜひご相談ください。
保管したがん組織の活用
お預かりした患者さまご自身のがん組織は、多価樹状細胞ワクチンを製造する過程で、ライセート(溶解)にして抗原として使用します。患者さまご自身のがんの抗原を使用することになりますので、患者さまのがん特性により適合したワクチンを製造することが可能となります。
自己がん組織を使った多価樹状細胞ワクチン療法は、患者さまのがん細胞をより効率的に狙い撃ちすることが期待できます。
保管費用
(税込)
新規 | 契約日より1年間保管 (無菌検査及び組織保管もしくはライセート作成工程まで含む) |
55,000円 |
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更新 | 1年 | 11,000円 |
- 価格は技術の進展とともに、予告なく変更する場合がありますことを、予めご了承ください。